ひと さと
ムラ
やま


民家の学校 2

2006.8.10



村の朝は早い。
農家の人たちも草刈などの作業は朝のうちにすませます。

今年も「民家の学校」

村の人たちと同じように早起き。

顔を洗ったら、掃き掃除に縁側の水ぶき、庭の草取り・・・。

一仕事終えたらちゃぶ台囲んでみんなで朝ごはん。

縁側から涼しい風が吹き抜けて、さらっとした畳が心地よい・・・。

ちゃぶ台。

すっかり忘れられてしまった昔の食卓。
使わないときは折りたたんで部屋が広々と使える魔法のテーブル。

「民家の学校」はそんな日本のすまいの素晴らしさを
みんなで再発見するところです。

「木と土と草の家」

その昔、村じゅうの家が木、土、草の自然素材でつくられていました。
といっても、ほんの30年くらい前までです。

柱や梁など家の骨格は地元の山から伐り出した木を。
壁にはやはり地山の土を。
そして屋根には野原や田んぼのススキやわらを。

今で言うところの「サステナブル=循環可能」型文化をとっくに確立していたわけです。

いい家は子供たちがよろこぶ家。

子供たちは「いい家」に敏感です。
そして「良い環境」になじむのも早い。

草葺きの屋根など見たことなく、はじめは珍しがっていた都会の子。
すぐに自然素材の家がすっかり気に入った様子です。
子供がうれしければ、当然オトナもうれしい。

木、土、草に
「わが家の香り」
を感ずる方がいれば、
そんなアナタは幸せデス。

建築家
CHUHEI
SAKAI
@坂井忠平
里山の草屋根より
田舎暮らしはじめました 草屋根のこと 1 草屋根のこと 2
草屋根のこと 3 田舎暮らし・掃除をすること 村の生活(夏)
草屋根のこと (夏) 水のこと 土のこと 1
土のこと 2 土のこと 3 村の生活(秋)
里山を歩く 1 里山を歩く 2 里山を歩く 3
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里山探検隊 木のこと 民家の学校 2
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