木・土・草 呼吸する家 湿気の日本文化
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建築家 坂井忠平
坂井忠平一級建築士事務所
www.chuheisakai.com
sumai@chuheisakai.com

木 土 草





長いこと日本建築は木・土・草という、とてもエコロジカルな素材でできていました。

土地をつき固め石を敷き、その上に木の柱を立て小屋を組む。
屋根は萱(かや)で葺き、壁は土を練り草を伏せて強化した塗り壁です。

襖や障子など建具には紙が張られますが、これも原料は木や草です。
今でも和室の床に使われる畳。これも草で編まれています。

さらには、内外部に塗られる漆や柿渋、ベンガラなどの塗料も
山野の自然材料からできています。

工業製品で作られることが多くなった今の住まいですが、
「自然との共生」という現代風テーマをずっと実践してきたのですね。

元来、身近な素材だったこれらの自然材料を使い、
昔ながらの工法で家をつくろうとすると、
かえって値段が高いものになるというのは皮肉なことです。

西洋文化の中で生まれた住まいの様式が
グローバルスタンダードとして日本に浸透したのは、
わずか30年くらい前のことで、長い歴史から見れば、
ほんの表層的なことかもしれません。

日本文化の深層で、長いこと風土に育まれた「木・土・草」の建築文化こそ、
ローカルスタンダードとして受け継いでいくものではないでしょうか。

現代の住宅でも、やはり木・土・草は住まいの素材として欠かせない存在です。

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